2014/03/19

オウンドメディアの波が本格到来!電通&トライベックが共同サービス発表

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これ、個人的に凄いニュースだなと思いました。以下転載です。


電通ならびにトライベック・ストラテジーは3月18日、企業オウンドメディアの総合診断サービスで業務提携したことを発表した。両社共同で、企業オウンドメディアの価値を総合的に評価する『ウェブロイヤリティ総合診断サービス』を提供していく。

引用元: 電通とトライベック、企業オウンドメディアを総合評価する診断サービスを共同で提供 (ITmedia マーケティング) - Yahoo!ニュース BUSINESS.

広告業界において国内最大手、広告コミュニケーション産業のランキングで世界5位の電通と、ソフトバンクテクノロジーが資本参画しているトライベックという超ビッグネームが提携して提供するサービスです。しかも提供するサービスが「ウェブロイヤリティ総合診断」ですから、かなり気になりますね。

ところで…

「あれ、結構前にもこういう情報あったような…」と、軽いデジャヴ状態に陥ったので調べてみたのですが、2011年にも電通とトライベックは「コミュニケーション力診断サービス」を共同開発していました。

今回はその「コミュニケーション力診断」に、オウンドメディアの顧客ロイヤリティやブランドロイヤリティを可視化する「ウェブロイヤリティスコア(WLS)」をプラスしたサービスのようです。

これってどういう事なの?

思いっきり端的に書くと、

◆ ユーザビリティ診断
◆ コミュニケーション力診断
◆ ウェブロイヤリティスコア(WLS)

以上3つの視点からそれぞれの評価指標に従って診断するサービスとの事です。
また、発表の中では、

電通が持つ総合的なコミュニケーション・プランニング力と、トライベックが培ってきたオウンドメディアコンサルティングを組み合わせることで、企業と生活者のギャップを把握するだけでなく、具体的な改善策を示すコンサルティングサービスを提供していく。

ということなので、当たり前かも知れませんが単なる診断には留まらないサービスである事は間違いなさそうですね。

さて。このニュースをみておそらく「このサービス受けようかな」と心底悩んでる人はあまりいないだろうし、ほとんどの人が「いや、このサービスどう考えても高そうだし自分には関係ないわ」という印象を抱いた筈です。

そうです…

「利用する」「利用しない」の話ではない

正直、僕も同じように思いました。利用するor利用しない以前に、「利用できない可能性」が半端じゃなく高いのでサービスの細かい内容については言及していません(現状、情報が少ないので「書こうとしても書けない」んですけどね笑)。僕がこのニュースから感じたのは「オウンドメディアを持つ事の重要性」です。大企業も中小企業も問わずWebマーケティングに関心があるなら、今のうちにオウンドメディア構築を進めるべきではないかと思います。

オウンドメディアマーケティングは、現時点でとてもフェアなマーケティング手法です。これまでのマーケティングは資金力のある企業が圧倒的に有利でしたが、自社の媒体をメディア化する為には資金力だけでは足りません。何を提供し、どうやってユーザーに選ばれるのか?という点が重要で、アイデア次第で資金力を補う事が出来るからです。

まとめ

今回のニュースは電通、トライベックといった超有名な会社が提供するサービスについてで、資金力がない中小企業や個人には直接的には関係してこないでしょう(もちろんあなたの経営する会社やあなた自身の立ち位置が、電通やトライベックにとってど真ん中の“ターゲット層”にあるなら話は別ですが…)。

しかし、オウンドメディアマーケティングは資金潤沢な個人や組織にしか出来ないものではありません。むしろ資金力がないからこそ、他の面(アイデアなど)で資金力をカバーしユーザーから支持を得られるオウンドメディアマーケティングに乗り出すべきではないでしょうか?

とは言ってもやり方一つでアイデアもお金で手に入れる事が出来ますから(苦笑)出来るだけ早いうちに自社サイトをメディア化させ、ファンを獲得する事が重要だと思います。

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