2014/08/20

東京メトロが運行・遅延情報アプリを一般公募!しかし…

東京メトロ画像

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ちょっと目に留まったニュースをシェアします。以下引用です。

東京メトロは19日、社内の運行情報をオープンデータとして公開し、遅延情報などを確認できるスマホやPC向けアプリ(応用ソフト)の開発を一般公募で行うと発表した。オープンデータを活用は鉄道事業者で初めて。個人でも応募でき、最も優れたアプリの開発者には賞金100万円が贈られる。

東京メトロが公開する情報は、列車の遅延時間や位置情報などで、1分ごとに最新情報を更新する。9月12日から今年度いっぱい特設サイトで公開予定。

引用元:産経新聞

これは結構厳しいなぁと思いました。

賞金、安過ぎませんか…?

NojeでもiPhoneアプリを制作した事がありますが、かなりシンプルなモノでも頑張って40~50万円はかかっちゃいます。

しかし記事を見るとこう書かれています。またまた引用です。

東京メトロは、2020年の東京五輪に向け、サービス向上を進めている。今回の一般公募では、「自社開発では実現できない画期的なアイデアを掘り起こしたい」(村尾公一常務取締役)としている。応募は、東京メトロの特設サイトで9月12日~11月17日の期間で受け付ける。

画期的なアイデアを盛り込んで賞金100万円じゃ普通に考えると相当厳しいですよ。てかアイデアを掘り起こす事が目的なら企画提案レベルの公募で良いんじゃないかな…

制作するアプリの概要すら分からない状態ですが、ぱっと聞いた感じ法人なら仮に採用されたとしても赤字覚悟の案件になりそうだし、採用されなかった場合このアプリ、どうすりゃいいのって状態になります。イマイチ盛り上がらず終了って事にならなければ良いですけど。

開発実績を狙うというのも一つかも

尺度を変えるとそういう見方もできます。

東京メトロは凄く大きな会社ですから、もしかすると大手の案件を手掛けた実績が欲しい法人企業は何社が参加するかも知れません。これは制作に関わるあらゆる仕事に言える事だと思うのですが、やっぱり最後は開発実績がモノを言います。

今回のコンテストで選ばれたアプリはオープンデータで公開されるとの事ですから、利用者数も必然的にかなり多くなると思います。そうすればコピーライティング的には「○○万人が使っているアプリを開発した実績があります」、「東京メトロのアプリを開発した事があります」なんて事が謳える訳ですから、それは凄いアドバンテージになるでしょう。

そう考えると賞金100万円とは言え投資と割り切れば参加する価値はあるかも知れません。まさか東京メトロの人達も「うちのアプリを作れるなんて魅力的でしょ?」とは言えないでしょうし、これをメリットと受け取るかリスクと受け取るかで解釈に違いが出て来るんじゃないかなと。

せっかくなので予想します

おそらく参加者は【個人の開発者9:中堅どころの法人1】位じゃないかと思います。で、賞金を獲得するのはきっと個人です。しかも天才的なプログラミングスキルを持った大学生の予感がします。もちろん根拠も何もありません(笑)

一応予想を立てたので、東京メトロのコンテストは追っていきたいと思います。

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