2016/07/13

今さら聞けない初歩的なIT用語を10個まとめてみた

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ネットをビジネス活用しようとして初めの方にぶつかるのが専門用語(IT用語)の多さだと思います。SEO?オプトイン?リスティング??

「日本語で言ってくれ!」って話ですよね。

なぜいちいち横文字で表現して、脳内で日本語に変換して「ああなるほど」って納得してから覚えなくてはならないのか?未だに謎ですが、このIT用語という第一の壁を突破しない事にはネットの世界に突入する事ができません。

今回は聞いた事はあるけどニュアンスだけ覚えて意味をあやふやにしてしまっていそうなIT用語をまとめてみました。更に、難しい言葉を使わずに説明していますので、「へー、こういう意味だったんだ」と思って覚えていってくれれば幸いです。

1.  SEO(Search Engine Optimization)

直訳すると、検索エンジン最適化。要するに、自分のサイトやブログ記事を検索項目の上位にあげる為の技術面に関する話です。

例えば、あなたが「花粉症対策」に関するブログを書いたとします。しかし、他にも花粉症対策に関する記事を書いている人は沢山います。

その中で、どうすれば検索された時に上位に表示されるのか?という対策や手段を考え、記事やサイトに反映するのが、SEOというIT用語が指し示す意味になります。

ちなみによく「SEO対策」という言い方をすることがありますが、これは「検索エンジン最適化への対策」という意味になり、本来指したい意味とは真逆の意味を持つ誤ったIT用語です。

2.  レバレッジ

IT用語というよりも経済の分野での方がよく使われるような気がします。あなたも「レバレッジを効かせる」なんて言葉を目にしたことがあるかもしれません。この言葉の意味ですが、

経済活動において、他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること、または、その高まる倍率。

となっています。

もう少し簡単に言うとてこの原理の“てこ”という意味ですね。別に難しい意味ではないのですが、「てこ」というよりは「レバレッジ」と言った方がかっこいいですよね。だからIT用語として使われているのかも知れません(笑)まさに、ネットに詳しくない人からすれば日本語で言ってくれの典型ですね。

※全然関係ないですが、キリンビバレッジの「ビバレッジ」は水以外の飲み物という意味です。

ぜひ、友人や恋人に無駄な雑学自慢をしてみてください^^

3.  アフィリエイト

インターネットビジネスを全く知らない人に「アフィリエイトって知ってる?」と聞いたら、「ねずみ講でしょ?」と返されました。それくらい、ネットビジネスの世界に疎い人はその本質を知らず、怖いものだという認識である場合が高いです。

ですので、アフィリエイトというIT用語について今一度分かりやすくご説明致します。

アフィリエイトとは、他人の商品を売ってお金を貰う事です。

例えば…

◆化粧品一つ売り上げたら●円
◆電化製品一つ売り上げたら●円
◆書籍1冊売り上げたら●円

…など、商品によって売り上げのパーセンテージなのか、1件あたりいくらなのかという違いなどもありますが、ねずみ講などという自分が金銭的に損をするリスクはまずありません。

また、アフィリエイトの配信事業者をASP(Affiliate Service Provider)と言います。

4.  B to B

IT用語ではなくビジネス用語というべきかも知れませんが、これはBusiness to Businessの意味。

企業間の商取引、あるいは企業が企業向けに行う事業のことを言います。

企業間の物品の売買やサービスの提供、企業と金融機関との取引などがこれに含まれ、企業向け事業が主体の企業のことをB to B企業ということがあります。

これに対し、企業と一般消費者の商取引、または企業が一般消費者向けに行う事業のことを「B to C」(Business to Consumer)、企業と公的機関の商取引、または企業が公的機関向けに行う事業のことを「B to G」(Business to Government)と言います。

5.  EC( Electronic Commerce)

ECとは、電子的な手段を介して行う商取引の総称です。

一般的にはインターネットや通信回線を介して必要な情報を送受信して行う商取引を指します。

また、Webサイトなどを通じて企業が消費者に商品を販売するオンラインショップのことをECと呼ぶこともあります。

6.  バナー

バナーとは、ウェブページ上で他のウェブサイトを紹介する役割をもつ画像(アイコンの一種)のことを指すIT用語です。ヤフー等の検索エンジンで色々な画像がうごめいていますよね?

そして、その画像にカーソルを合わせると矢印マークが指をさすマークに変わり、クリックできることを教えてくれるはずです。

あまり信頼性の高くないサイトで闇雲にバナーをクリックするのはお勧めできませんが、大手の検索エンジンに掲載されているようなバナー広告であれば安全だと思いますので興味のあるバナーを見つけたらクリックしてみると良いと思います。

7.  PPC(Pay Per Click)広告

インターネット広告の課金方式の一つで、クリック保証型広告と呼ばれます。

簡単に説明すると、サイトの閲覧者がバナーをクリックすれば何も購入しなくてもお金が貰えるという広告です。

そう聞くと、「何ソレ?絶対稼げそうじゃない?」と思うかもしれませんが、実際はそうとは限らず、色々問題もあります。

PPC広告に関してはメリットばかりを表だって公表し、デメリットを明かさないという業者もおります。企業ごとに内容は違うサービスになっていますので、利用する際は料金体系しっかり調べてからにしましょう。

8.  マネタイズ

本来は、収益化する、(資産などを)お金に換えるなどの意味を持つ英単語でしたが、最近のネットビジネスでは違う意味で使われています。簡単に説明すると、無料のサービスからお金を生み出す仕組み作りをしましょうって事です。

例えば…

◆無料配信のメルマガで利益を生み出すには?
◆無料サービスのスマホゲームで利益を得るには?
◆無料購読が可能な電子書籍で利益を得るには?

勘の良い方なら、アレをすれば収入が得られるかもという考えが思いつく筈です。

そういった仕組み作りがマネタイズと呼ばれます。

これはネットのみならずリアルでも応用が可能で、今やっている商売を店だけでなくネット販売で収益を伸ばそうという方法もマネタイズになります。

9.  コンバージョン

元々の意味は変換や転換などの意味ですが、ネット広告の分野ではそのサイトで会員登録や商品購入などに踏み切る際の行動を言います。

また、その際の統計をコンバージョン数やコンバージョン率で表し、後のサイト運営に反映していきます。

広告を打ち出す際には、いくら訪問者が多くてもコンバージョン率が少なくては売り上げが伸びませんので、収入を上げる為にもコンバージョン率はとても重要視されます。

10.  ステマ(ステルスマーケティング)

ステマとは消費者には宣伝だと気づかれないように繰り返し宣伝を行う事を言います。

例えば、テレビドラマの中で主演の男優が同じお菓子ばかり食べていたり、雑誌の中で同じ商品が繰り返し宣伝されていたりといった、いわゆる「刷り込み」ですね。

またこれの悪質な行為で言うと「サクラ」という形で、消費者を騙すような戦略を立ててくる業者も出てきます。 あたかも自社の社員をいち消費者だと装わせ、良い宣伝をアピールさせたり、ネット上に大量の良い口コミを載せたりする行為など。

日本は経済先進国にも拘わらず、ネットの分野に関してはまだまだ荒れ放題の後進国ですので、未だにステマ対応さえされていないのが現状です。

この件に関しては、一人一人が倫理観をしっかりと持ち、やっていい事といけない事の区別を付けられるようになる事が重要だと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まだまだ訳の分からない腹が立つ横文字や英語がわんさかひしめいているネット上ですが、今日はこの辺で失礼します。ネット用語を覚えるコツは面倒くさいですが分からなければとりあえず調べるしかありません。

そして、「あれ?この用語は何回も調べてるのに覚えられないな」というものが出てきたら、メモ帳にコピペして自分だけの用語集を作る事です。

そうすれば、気付いた事にはネット用語博士になっている筈です。

もしよろしければ共有をお願いします

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