人気ブログを作るのに才能は必要なのか?
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「折角ブログを書き始めるなら、出来れば人気ブログに育てたい」、そう思いますよね。ただ、そこで悩むのが「文章、ライティングの才能」について。果たして自分にはブロガーとしての才能は有るのか無いのか?という所です。
ところで才能って一体なんなの?
どんな仕事に就く場合でも、才能があれば有利、無ければ不利、そういう明確な要素ではあるものの、存在自体は極めて曖昧です。しかしながら「才能があると自分で自信が持てること」もしくは「才能があると周りから思われること」、これは喜ばしい事ですよね。
ただ、才能があるが故のストレスというのもあります。
例えば社会に出てみれば突出した才能などを活かす場面は限られますし、日本はことさら、与えられた仕事を卒なくこなせた方が評価は高いと言います。
自分のやりたい事をしたい。
一般の会社に就職した場合、そんな願望が叶うまでは数十年、もしかしたら独立しない限り叶う事の無い夢になってしまう事も珍しくありません。
要するに才能がある分野を仕事に出来るとは限らない、という事がこの問題を生んでいる訳ですね。そう考えると才能はどんな場合でも自らにとってプラスに働く訳ではないかも知れません。。
少し話が逸れました。では本題です。
ライティングに才能は必要なのか?
一概には言えませんが、少なくても非凡な才能は不要だと言えます。一つ例を挙げるなら、アクセスを集める為に必要なサイト運営やブログ記事の作成。これらはよく、目新しい情報を提供しなければアクセスを集める事ができないなどと勘違いされがちですが、決してそれだけではありません。
ネットを利用している方々からより多く価値観を共有する事ができれば、それだけでも十分アクセスを集める事は可能なのです。
つまり、常に一般的な視点で物事を観察できる視点、客観的な思考が出来る事が重要なのです。
たまに、偏った視点でしか物事を見る事ができていない方が時事ネタなどを持ち出して自分の見解を語っているブログがありますが、見ていて辛いものがあります。
それが、自分の趣味で行っているだけのブログなら良いのですが、もしアクセスを集める為のコンテンツだとしたら、考えを改めなければなりません。
分かりやすいブログの例を挙げるなら、芸能人のブログです。
芸能人ブログの例
もちろん、閲覧者となるファンはその芸能人について興味があるからアクセスしてくれるのですが、それだけではアクセス数は増えません。
毎回更新される記事の内容が面白かったり、自分が期待していた以上のパフォーマンスを得られるから口コミでもどんどん登録数が増えていくのです。
個人の方々が運営するブログやビジネス目的でのブログも同じです。
面白い内容、相手にとって有益な情報が期待以上のものであれば、確実にアクセスアップに繋がります。それは決して新しい情報ばかりではなくても構いません。
大多数が共感でき、「うんうん、そうだよね」と納得できる内容であれば、良いという場合もあります。
今の時代、情報が溢れかえっており、勉強熱心な方は常に新しい情報を探していなければ気が済まないというノイローゼ的も言える状態に陥っています。
言ってしまえば、「うんうん、そうだよね」と言わせてあげる情報を精神安定剤のような感覚で提供する事により、閲覧者を安心させるというテクニックも「アリ」なのです。
ここで気を付けなければいけないのが全く的外れな価値観を押し付けてしまう事です。ブログですから、もちろんあなたの見解も必要になりますし、漠然とした態度もNGです。
しかし、ある一方を完全に否定したり、世間の考えと全く的外れな考えを述べる場合は大変危険です。
企業のブログ炎上は命取りになり得る
芸能人のブログで言えば、「炎上」ですね。
ただ、芸能人の場合はまだ良いです。
的外れな言動を取っても挽回するチャンスがありますし、ブログが炎上するという事はそれだけ興味を持って頂いているという事ですから。
もし、一般人や中小企業が炎上記事を載せたなら、挽回するチャンスなどまずないでしょう。
不評は一気にネット上に広まり、体裁を立て直す前に今まで積み上げてきた全ての苦労が水の泡と化します。
ですから、本気でアクセスを集める為に行っている個人や企業のブログは一言一句が大事なのです。
才能の「アリ」「ナシ」ではありません。
いかに一つ一つの積み重ねを大切にし、客観的に物事を見れるかどうか。
全てはそれに尽きます。
まとめ
あなたの目指しているゴールが他の人と全く違う場所だというのなら、才能は必要でしょう。
しかし、多くのアクセス数が欲しい場合や、大勢から平均以上の評価を受けたい場合はほぼ間違いなく非凡な才能は敬遠されます。
「得意」までのレベルなら重宝されるのですが、「天才」までいくと大勢から認められるには運と時間が必要になる場合が殆どなのです。
これは嫌味や妬みで言っているのではありません。
大げさな例を挙げると、芸術の場合。あなたがピカソやゴッホ並の絵画を描いたとして、誰が認めてくれるでしょうか?
それなら、単純に似顔絵の上手い一般的な美大生の方が確実に評価されるでしょう。
それと同じ事がブログでの記事作成でもあります。
もし、あなたに小説が書けるほどの文章能力があったとしても、その表現方法や心理描写を書いたところで閲覧者は「は?」と思うでしょう。
もしかしたら回りくどい言い回しに不快感を覚えるかもしれません。
ネット上には老若男女様々な方がいますから、ブログ記事に求められるのは『どれだけ読みやすいか』に限るのです。
もちろん、あなたのブログがどの層をターゲットにしているかによって文章の書き方も変わりますが、難しい言葉を使わないに越した事はありません。
これらは極論かもしれませんが、「才能が無くても大多数の支持を集められる」という考え方が出来ると言えます。
長くなりましたが、いかがでしたでしょうか?
ブログをビジネス活用する為にアクセスアップは必要不可欠です。
もし…
「アクセスを集められるほどの
突出した能力や文才も体験記もないし…」
…などと考えていた場合は、今回の記事をきっかけにして頂き、自信を持ってブログ記事作成に励んで頂ければと思います。