2014/11/18

【ブログ運営】ソーシャルゲームのガチャに見る資産価値の考え方

ガチャガチャ画像アイキャッチ

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先日、某氏がソーシャルゲームのガチャに言及していました。

「いくら金を注ぎ込んだ所でソーシャルゲームのガチャは所詮データのレンタル」

「ゲームの提供会社がクローズさせたら後に何も残らない」

「そんなもんに何万円も出す人の気が知れない」

まぁ端的にその内容をまとめるとこんな感じだったと思うのですが、ちょっと思う所があったので記事にしてみます。

ソーシャルゲームのガチャとは?

僕もちょこちょこっとやった事がありまして、その時のソーシャルゲームのプラットフォームと言えばGREEとMobageの2強でした。

【GREE】

Greeトップキャプチャ

【Mobage by DeNA】

Mobageキャプチャ

今は色々あるみたいですね。以下のブログにまとまっていたのでご紹介します。

ソーシャルゲームは大抵が無料でプレイ出来るのですが、例えばカードゲームの場合「めちゃくちゃ強いカードは課金しないとなかなか引けない仕様」になっていまして、強いカードを持っているとゲーム内のフレンドから「おぉー!スゲー!」と尊敬の眼差しで見られるため、ゲームにのめり込めばのめり込む程ガンガンぶん回してしまいたくなる性質を持っています。

しかもこのガチャ、基本1回300円。決して安くはありません。さらに10連ガチャなるものもあり、そのお値段は3,000円。結構豪華なランチに行ってブルジョワジーな気分に浸れる金額です。

そんな10連ガチャを5回も10回も回してしまうと子供が出てきてしまうとお父さん、お母さんは大変ですね。そうです。そんな子供が出てきてしまっているから大変なのです。実際こんな事が起こっています。

「ガチャで欧州連合(EU)が動く!」非常に胸の熱くなる展開が繰り広げられているソーシャルゲーム界ですが、確かに「離婚の理由は?はい、ガチャやり過ぎて…」「自己破産の理由は?それが、ガチャやり過ぎて…」って人が増えると、こうなってしまうのも致し方ない気がします。

そんなこんなでソーシャルゲームへの批判の声も多いのですが、その声に対して個人的には半分賛同、半分疑問と言った感じです。特に前述した某氏の発言の辺りは。

ソーシャルゲームに資産価値を求める?

「いくら金を注ぎ込んだ所でソーシャルゲームのガチャは所詮データのレンタル」

「ゲームの提供会社がクローズさせたら後に何も残らない」

「そんなもんに何万円も出す人の気が知れない」

これは価値観の問題ではないでしょうか。人間ってお金を払う時に必ずしも資産価値を考えたりはしないじゃないですか。もし出費の全てにおいて資産形成を求めるなら旅行なんてとてもじゃないけど行けなくなります。「思い出はプライスレス」って考えている人に「それは無駄な考えだ!」って言ったら凄く淋しい人ですよね(笑)

それにソーシャルゲームのユーザーは資産としてのカードが欲しいんじゃなくて、ガチャってカードを得た先での「体験」にお金を払っているのではないかと思うのです。純粋なコレクター魂もあるのでしょうが、「レアで持っている人が少ないカードを所有している事で、羨ましがられたい」、「強いカードを引き当てて競争に勝ちたい」といった心理でガチャを回すんです。

だとすればソーシャルゲームのカードがレンタルだろうと、資産価値ゼロだろうと別に問題はないし、まして何万円使おうと、その体験に「どれだけの価値を感じているか?」という個々の感覚値次第となります。従って僕的には個々の生活や環境が許す範囲であれば、別にソーシャルゲームでガチャって楽しむのも自由ではないかと思っています。

さて。ここから某氏に対して突っ込みたい事を書いていきます。

端的にまとめて「ソーシャルゲームのガチャで手に入るアイテムには資産価値がない」と主張する某氏はアメブロを使っています。これは下手すると壮大なブーメランになりかねません。

アメーバブログとは?

って敢えて説明するまでもないと思いますが一応。サーバーエージェント社が運営しているレンタルブログサービスです。レンタルブログサービスの中ではシェアNo1で、たくさんの芸能人がアメブロでブログを書いています。

【アメブロ】

Amebaブログキャプチャ

もちろんアメブロが悪いという訳ではありません。「好きな芸能人と同じブログサービスを使いたい!」とか「友だち皆アメブロでブログ書いてるから!」とか色んな理由でアメブロを選択する人もいますし、何といってもお手軽にブログを始められます。お手軽さというメリットはWordPressなどでのブログ開設では得られないメリットです。どう比較してもレンタルブログサービスの方に軍配が上がります。

でも「ブログの資産価値」という点で見ればアメブロはじめレンタルブログサービスを使う事は絶対NGな筈なんです。なぜならレンタルだから。サイバーエージェント社からブログスペースを借りている以上、レギュレーションはサイバーエージェント社にあります。

ですから、サーバーエージェント社が突然「ルール変更!」と言えば、そのルールに合わせなければならない上、それに従えなければブログは削除されます。また、これは現時点では現実的ではないにせよ、サイバーエージェント社が「アメブロやめます」と言えば、せっかく一生懸命やってきたブログは一瞬にして消し飛び、資産どころかチリも残らない悲惨な結果に終わるでしょう。

「そりゃあ大変だ!」と言ったってアメブロにはエクスポート機能がないので、WordPress等の独自ドメインでのブログに移行する事は出来ません。もしどうしても乗り換えたい場合は鬼のコピペ作業をしていくしかありません。

つまり、

「いくら金を注ぎ込んだ所でソーシャルゲームのガチャは所詮データのレンタル」
⇒いくら記事を書いた所で、ブログスペースはレンタル

「ゲームの提供会社がクローズさせたら後に何も残らない」
⇒サイバーエージェント社がアメブロをクローズさせたら何も残らない

「そんなもんに何万円も出す人の気が知れない」
⇒そんな不安定な状態で記事執筆に何時間も費やす人の気が知れない

個人的にはこのように思えてならない訳です。

本格的にブログを書くなら独自ドメインで

もしもあなたが資産価値の高いブログを作りたいと思うのであれば、独自ドメインを取得してスタートさせてください。レンタルブログサービスでのスタートはオススメ出来ません。

最初は「ドメイン代やサーバー代が痛い」と思うかも知れませんが、真面目にブログを更新してアドセンスでも貼り付けておけば一年くらいで普通にペイできる位の収入は上がってくると思います。

まとめ

いかがでしたか?

別に某氏が嫌いという事ではないのですが、気になったので書いてみました。個人的にはソーシャルゲームは訴求力が強過ぎる割にインフラの整備が甘かった為に規制されてしまったのかなと感じています。

皆さんはどう思われますか?

据え置きのゲーム機が衰退していく中で、ソーシャルゲームや携帯型のゲーム機が売上を伸ばしているのは、お手軽さを求めているユーザーが多いからだと思います。

それをそっくりブログ運営に置き換えればアメブロやFC2、JUGEMといったレンタルブログサービスも必要不可欠なものであるのは確かですが、やはり資産価値と結びつけるとなったら話はまるで別物になります。

まぁ、自分の子供がソーシャルゲームのガチャで課金しまくっていたらたまらないし、「もっとガチャを厳しく規制しろ!」「ソーシャルゲームなんて消滅しろ!」と言い出すかも知れないですけど(笑)

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