SEOはここからスタート!間違いのないキーワードを見つける2つの方法
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「キーワードが重要なのは何となく分かるのですが、どう調べればいいんですか?」というご質問を頂きましたので今日は簡単な方法をご紹介します。なので「キーワード選定なんて当然もう極めてるぜ!」という方はスルーして下さい。
検索エンジンからのアクセス流入を見込もうと思うなら、必ず序盤でぶち当たるのがこのキーワード選定だと思います。そもそもSEO自体が、自分のウェブサイトを検索エンジンに正しく認識させて、狙ったキーワードで検索上位に表示させる為の施策なので当たり前と言えば当たり前ですよね。
ただまぁ、これが「言うは易し、行うは難し」というか、なかなか思うように検索結果の上位に表示させる事は難しいのです。
闇雲に「このキーワードで検索結果の1位を目指す」と意気込んでも、それが激戦必至のビッグキーワードだったら、誰もが名前を知っているような大企業と知らず知らずのうちに戦うハメになるかも知れません。むしろ腰を据えて臨まなくては同じ土俵に上がれないなんて悲しい結末を迎える可能性も十分に考えられる訳です。
目次
SEO外部施策と内部施策ってどう違うの?
と、すぐにキーワードの話に入ろうかと思ったんですが、一つだけ触れておきたい事がありました。SEOの外部施策と内部施策の違いです。なんでいきなり急ブレーキをかけてここで説明するかと言うと、「もうキーワードなんていい…業者に頼んで検索順位上げてもらいます」なんて気持ちになってしまった時、最悪の事態に陥ってしまうリスクがあるからです。
サテライトサイトを大量に持ったSEO業者が消えた
かなり昔の事のように感じるのですが、以前は今よりもずっとたくさんのSEO業者があって、とうの昔に消えていった彼らの最強の武器は「サテライトサイト」と呼ばれるメインサイトへの被リンクを稼ぐ為のサイトでした。
それらを駆使して、
こんな具合にメインサイトを軸として、その周りに衛星(サテライト)を配置して被リンクを増やし、簡単にリンクポピュラリティーを高めてしまうという荒業をお客様にご提供していた訳です。
全てのSEO業者がそうだったとは言いませんが、少なくともサテライトサイトからの被リンクでチートレベルの検索順位急上昇が可能だったのは事実で、それをSEOの技術とするなら、サテライトを数千、数万搭載したSEO業者が蔓延するのは無理もない事だと思うのです。
でも気をつけて下さいね。その時代、終わっていますから…
検索順位が上がるどころか検索から除外されるリスクがある!
検索エンジンも「今から作為的な被リンクで順位を上げている人達にペナルティーを課しますよ」とは教えてくれません。突如その時は訪れ、サテライトサイト大量搭載型SEO業者と、その恩恵を受けていたサイト達はWebの藻屑に消えていきました。
ちなみに上の図のようなリンク構造を持ったサイト群はリンクファーム型スパムと呼ばれ、発覚するとインデックス削除をはじめとしたペナルティーの対象です。他にもウェブリング型スパムと呼ばれるものもありますが、それはまた別の機会にお話しますね。
で、まとめるのですがそういうリスクの伴う施策を講じてみたいなら、やはり相応の覚悟を決めて自己責任で行うべきだと思うのです。決して人の手に委ねずに…
今も上手に被リンクを稼いで上位表示させている人はいます。でも一つ一つのサイトが有益なものであると検索エンジンに判断されていなければなりません。ページランク0のサイトをどれだけ量産しても全くの無意味どころか逆効果ですから当たり前です。
そう考えると複数のサテライトサイトを育てる事に力を分散させる位なら、一つのサイトに注力した方がよほどSEOの観点から見ても効率的なんじゃないかなと思います。
そこで、「一つのサイトに注力=キーワード選定が欠かせない」と、ようやく話の本筋に戻る事が出来ました。
キーワードはこれらを使って選ぶべし!2つのツールと選定方法
人気ブロガーやサイト運営者は「こんなキーワードが良いんじゃないかな?」というざっくりした推測で選定しているのではありません。
1・スマホユーザー狙い打ちのサジェストキーワード
これは、GoogleやYahoo!の検索窓に文字を入力した時に表示される検索候補の事です。
このサジェストキーワードは検索回数の多いものが表示されており、画像を見ても分かるように効果的な複合キーワードを調べるにはもってこいです。
さらにスマホユーザーはサジェストキーワードを使って検索をかける事が多い傾向にありますので、スマホユーザーを対象にしたい場合はこれを使ってキーワードの絞込みをかけるのが良いと思います。
ちなみにこんなツールが公開されています。
試しに『SEO』で検索してみます。
1031件のキーワードが見つかったとの事なので、実際にキーワード候補を見てみましょう。
意味はあると思いますが、そう言いたくなる気持ちは理解出来なくもないです。
「それはSEOじゃなくて…でしょ?」と頭を過ぎりましたが、余計な火種をまきたくないので省略です。
(笑)
遥か昔の自分を思い出します。笑い事ではありません。
という形で大量のキーワード候補を確認する事が出来ますが、大量なだけにここからの絞込みが大変そうなので活用するのは工夫が必要ですね。この下でご紹介する二つの方法と組み合わせるのも良いかも知れません。
2・キーワードプランナーで絞り込み!
おそらくキーワード選定の際、最も活用されているのがこれだと思われます。Google adwordsのキーワードプランナーを使います。
【新しいキーワードと広告グループの候補の検索】をクリック。
項目を指定し候補を取得します。
するとキーワードと共に、『月間平均検索ボリューム』と『競合性』が表示されます。
これは1のサジェスト機能を使ったキーワード選定にはなかったポイントですよね。ちなみにビッグキーワード、ミドルキーワード、スモールキーワードの定義は人によって違いますが、
【月間平均検索ボリューム】
5,000以上⇒ビックキーワード
1,000以上~5,000未満⇒ミドルキーワード
1,000以下⇒スモールキーワード
この線引きの仕方が最も一般的だと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回お伝えした内容はキーワード選定についての初歩中の初歩で、このあとGoogleアナリティクス、Googleウェブマスターツールを使ったキーワードの拾い方に入る予定でしたが、こちらはちょっとややこしい部分がありますので別の記事で改めて解説したいと思います。
是非、参考にして下さいね。