Noje流コンテンツマーケティング公開!問合せ数3倍増を狙う秘訣
スポンサードリンク
あなたがWebマーケティングに興味がある、或いは既に個人で実践していたり、企業に属しマーケティング部門を担当していて、『コンテンツマーケティング』を実行していないなら、おそらく頭を抱えているのではないでしょうか?
また、そこまで悩みに感じていないまでも「言い知れぬ不安」は感じてはいませんか?その不安の正体は2つに絞られるものと推測します。
2・従来の手法のコスト合戦
例えば、
・リスティング広告
・SEO(外部対策)
・メルマガ広告
・バナー広告
さらには新聞、ラジオ、テレビにも言える事ですが、これらのマーケティング手法だけで今後のWeb戦略を組んでいくと、十中八九壁となるのが資金力です。
上記に挙げた「自ら顧客を獲得しにいく手法」を【アウトバウンド】と位置付けてお話していきますが、その手法の大半は実行にコストがかかり、コストがかかる以上、資金潤沢な大企業に有利という構図になってしまいます。
それに輪をかけて深刻なのが、従来のアウトバウンドマーケティングが潜在顧客の琴線に響きにくくなってしまっている点です。つまり、「資金力がない為、大手に勝てない事は確実な上、微々たる成果すら挙げられなくなる時代が来る…」そんな日が刻一刻と迫っている訳です。
昔はリスティング広告でもニッチを狙うなど、やりようによっては個人や中小企業が大きな利益を狙える隙もありましたが、今はニッチな市場にすら資金力のある企業が参入している状態です。
では、どうすればいいのか?という話になりますが、そこで脚光を浴びているのがコンテンツマーケティングです。ではこのコンテンツマーケティングとはどういうものかを見ていきましょう。
目次
「コンテンツ・イズ・キング」ってどういう事?
2013年からよく見るようになった言葉ですが、本当にその通りだと思います。これからの時代のWebマーケティングは「潜在顧客に対して有益なコンテンツを配信出来る者が強い」、そうなってくるだろうし、そうあるべきだと思います。
「なぜ、コンテンツが重要なのか?」
これはとても単純です。
役に立つ情報、勉強になる情報を配信すると感謝される。
当たり前ですよね。また、そういう情報配信を心掛けていくと、自ずと箸にも棒にも掛からない情報を配信してしまうリスクも少なくなっていきます。
ほとんど資金が必要ない。
品質の良いコンテンツさえ用意出来れば、PPC広告のクリック単価高騰に頭を抱えたり、メルマガの開封率の低さに絶望する必要もなくなる訳です。
ややこしい仕組みの話を置いておいて極端な事を言えば「コンテンツを作り⇒ポストする」これで人が集まってくるようになると考えれば、資金がほとんど必要ない事もお分かりになるかと思います。
検索エンジンに好かれる。
Googleがアルゴリズム変更等でブラックハットSEO実践者を圏外に吹きとばしたり、SEO業者を泣かせたりしているのは、決して意地悪をしているからではなく、「検索エンジンを最適化する事が仕事だから」と考えれば自然に理解出来ます。
そして検索エンジンにとって理想的なのは、「ユーザーが求めている情報を上位表示させられる事」ですから、SEO的に有益なコンテンツは評価の対象になります。
例えば、
HITSアルゴリズム=有益な情報ソースにサイトがリンクしているか?
ソーシャル=情報の共有数、拡散の規模
とても難しそうに感じるかも知れませんので簡単に言いますと、「良いコンテンツを作らなければリンクもされないし、ソーシャルで共有もされず、良いコンテンツかどうかを判断する基準が曖昧だと有益な情報ソースを見極められない」と言う事です。
そしてここからもコンテンツが重要である事が分かります。
「コンテンツマーケティングの壁」
では逆に、コンテンツマーケティングの問題点は?と言うと、こちらはもっと単純かも知れませんが…
即効性が見込みづらい。
文字通りです。1ヶ月で成果を出すのも無理ではないかも知れませんが現実的に考えると厳しいですし、少なくとも「1か月目の成果」を期待して取り組むべきではないと考えています。3ヶ月~半年~1年…と長い目で見て育てていくのが重要です。
ネタ切れと戦わなければならない時もある…
コンテンツを作り始めると常に「良い情報がないか?」と探すクセがつきますが、それでも「ネタがない」などの局面に立たされる事は覚悟しなければなりません。ですのでコンテンツカレンダーを作り、「この日はこのネタを更新」と予め1ヶ月単位で考えておくなど、事前に対策しておいた方が良いです。
とにかく地味である
コンテンツ作成をし、記事を書き溜めていく事を最初は投資と割り切る事が大切です。が…はじめのうちは目に見えた効果が表れにくいので、途中で辞めてしまう人が多いのも事実です。この問題をどう乗り越えるのかと言うと、やはり「自分の得意とする分野」に絞り込み「興味のある事」を配信していくのが一番だと思います。
ちなみに…
「もっと他に重要な事あるんじゃないのか?」
これは余談です。
もちろん「ロングテールを意識した方がいい」とか「キーワード選定は慎重に」という意見もあるかと思うのですが僕はこれまでコンサルティングをしてきた中で、「最初の1~2ヶ月はそういう事を気にしないでコンテンツを作って下さい」とクライアントに伝えてきました。
と言うのも、はじめの一歩の段階で色んな事を要求してしまうと、現実的な問題として作業がなかなか進まないんですね。
僕「今、作成はどんな具合いですか?」
クライアント「いやー、難しいですね(笑)ちょっと遅れてます」
こういう事が多々あり、進捗通りにいかないケースが大半でした。
ただ、完全な妥協案という訳でもなくて、「得意とする分野」でかつ「興味があり」「人に伝えられるもの」の場合、自ずと潜在顧客のニーズにあったコンテンツが出来上がる事が多いんです。
それは、クライアントが過去に潜在顧客だったからこそ、無意識的に踏まえているポイントだったりする訳ですが、かなりの確率で「結果オーライ」になります(もちろん、結果オーライにならなかった場合は我々の方でキーワードを追加したり、添削を担当する事になりますが…これは宿命だと思って有難くやらせて頂いています)。
何にせよ言える事は、「継続が最も重要」という事です。体がそれを覚え、習慣化してから知識を後付で覚えるのが、最も効率的でドロップアウトを避けられる進め方だと僕は思っています。
では話を戻しますね。
それではいよいよコンテンツマーケティングを実践していく上で、重要な事をお伝えしていきます。
1・自分のプラットフォームでコンテンツを配信する
「コンテンツを配信する場所をどこにするか?」という事ですが、無料ブログサービス(アメブロ、Seesaaブログ、FC2ブログ等)やソーシャルメディア(Facebook、Twitter等)は相応しいとは言えません。
何故なら、あなたがこれから作っていくコンテンツは「あなたの資産」です。そしてその資産をサイトに投じていくイメージです。サービスが停止したり、アカウントが凍結してしまうリスクのある場所でコンテンツを公開するべきではないのです。
また、Facebookのタイムラインのように、コンテンツが蓄積されるごとに前の記事が流れていき、リピーターがすぐに読みたい記事を参照出来ないような場所もプラットフォームとしては不相応です。ソーシャルメディアは、サイトにアクセスを呼び込む為のツールとして使う様にして下さい。
では何を選べばいいのか?と言うと単刀直入に「CMS」を活用すべきだと考えます。
CMSとは?
CMSは『コンテンツ・マネジメント・システム』の略で、Webに関する専門的な知識がなくても、画像や情報を簡単に配信出来るシステムの事です。
種類はたくさんありますが、ここではお勧めのCMSを3つピックアップします。
1・WordPress
WordPressは日本で最も人気があり利用者も多いCMSです。その為、カスタマイズに関する記事も他のCMSと比べて多いですし、参考に出来るサイトも多いので僕的にも一番のお勧めです。
【メリット】 ・複雑なプログラミングが必要な機能もプラグインを使う事で簡単に取り入れられる。 ・プラグインが豊富で、国内利用者数NO1な為ドキュメントも多い。 |
【デメリット】 ・カスタマイズにHTML、CSSに関する初歩的な知識は必要。 |
2・Drupal
Drupalは海外で人気という印象があり、少々マニアックな性格の人にお勧めしたいCMSです。大規模なシステム構築が可能なCMSなので、将来的な機能拡張を見越してスタートさせたい、という方はDrupalを選んでも良いと思います。
【メリット】 ・機能の拡張性が高い ・デザインカスタマイズの自由度が高い。 |
【デメリット】 ・カスタマイズの自由度が高い反面、マニュアル的な要素が少なく難易度も高め。 |
3・Joomla!
Joomla!は「プラグイン」「テンプレート」「コンポーネント」「モジュール」「ランゲージ」といった5つの拡張機能を総称する「エクステンション」が豊富です。1万以上のエクステンションがありますので、「色々やってみたい」という人にはお勧めです。
【メリット】 ・はじめから多機能でHTML、CSSの知識に自信がなくても色々な事が出来る。 ・海外政府関連のサイトでも使用されている事からセキュリティーの信頼度も高い。 |
【デメリット】 ・多機能だが日本で利用者が少なく、機能を把握する為のドキュメントが少ない。 |
他にもたくさんのオープンソースCMSがありますので、興味があれば調べてみて下さい。結論としまして、「どれがいいかわからない」という状態であれば僕個人はやはりWordPressを推します。
これはどんな事にも言えるのですが、最初のうちは、困った時に情報の取得が容易なものを選ぶのが一番です。
2・「買って下さい」はNG!「役立てて下さい」の気持ちが大切
コンテンツマーケティングは「マーケティング」とつく位なので、アクセスに対して「買って欲しい気持ち」があるのは当たり前だと思います。ただ、それをコンテンツ内で出すのは良くありません。
例えばコンテンツを作っていくと必ず、「これが良い、逆にこれはダメ」と言及する場面に遭遇するかと思いますが、その後にすかさず「私のサービス(商品)であれば最高の結果が~」のような売り込みをかけるのは非常に宜しくないという事です。
基本的に僕は「一つのコンテンツで、必ず一つのアクションにおける結果を出して頂き、完結してもらう」位の気持ちで丁度良いと思っています。でも、セールスがそこに混ざってくると「買ったり申し込んだりしないといけない」という意識が普通に働きますし、ユーザーからすれば“完結”しない訳です。
逆に「都合の良い事ばっかり言って、結局セールスか…」と思われてしまい、そうなってしまうと、もはや信頼構築もへったくれもありません。
コンテンツマーケティングの最大のキモは、セールス力ではなく「どれだけユーザーに好きになってもらえるか?」「どれだけユーザーの役に立てるか?」です。誠意をもって良質なコンテンツを作成しつつ円滑なコミュニケーションを取る事に集中し、中途半端にセールスを挟み込まないようにしましょう。
3・「あなたが発信したい情報」でなく「顧客が求めている情報」をコンテンツにする
これを高精度で特定していく為にはキーワード選定をし、ペルソナでターゲットを絞り込む等、やらなければならない事は幾つもあるのですが、それは次回以降で詳しく解説していきます。
今回、特に意識して頂きたいのは「あなたが書きたい事が、ユーザーの知りたい事とは必ずしも言えない」という事です。
調べ物をしていてたまたま開いたサイトが、自分の知りたい内容を詳しく解説していて、「他にも色々気になる記事があるぞ!」という事になると、「お気に入りに追加」する人もいると思います。そして、その人がリピーターになります。
一方、調べ物をしていてたまたま開いたサイトが、たまたまキーワードを拾っただけのサイトで、中身は管理者がマニアックな知識をひけらかして優越感に浸るだけのものだったとしたら、もう二度とユーザーがそのサイトを開く事はないでしょう。
(マニアックな知識を公開する事が悪いのではなく、メインのターゲット層に対し、余りにも敷居が高過ぎたり、内容のズレたコンテンツはダメという意味です)
それを心掛ける上で一番重要なのは、「自分が初心者だった時、何に悩んだか?」、「どんな風に教われば壁を克服出来たか?」を思い出すという事です。
1-4でも言いましたが、誰にでも初心者だった時期はあり、初心者が躓くポイントを大別すると、かなり共通している事が分かります。そのように考えて下さい。
4・「絞り込み」と「息抜き」のバランスを取る
質の高いコンテンツを配信しているのにいまいちアクセスが伸びない、という場合に参考にして頂きたい事があります。そのサイトはターゲットを絞り込み、スナイパーのように一つのジャンルだけに特化されたコンテンツばかりを配信していませんか?
コンテンツマーケティングにおいて重要なのは、顧客と信頼関係を築く事だとお伝えしましたが、信頼関係を築く上で顧客が“あなたに疲れてしまう”という状況は避けなければなりません。
子供の頃を思い出して下さい。小学生~中学生の時、あなたの好きだった教師は「君は学生なんだから勉強しなさい!」と、ひたすら連呼しているような人だったでしょうか?そうではないと思います。
勉強を教えるのが上手く、適度にユーモアがあり、勉強以外の事でも相談に乗ってくれるような教師はいつの時代も子供達からの熱い支持を得ています。逆にどれだけ教えるのが上手くても、常に「勉強!勉強!」と言っている教師は、熱意があって真面目で例え教えるのが上手くても、悲しい事にそれなりの支持しか得られません。
あなたのサイトが、潜在顧客にとって人気教師になれるようなコンテンツを配信しているかを確認してみて下さい。そしてもしそうなっていなくても焦る必要はありません。今からそうしていけばいいのです。
例えばあなたが建築士なら、意匠設計や木材の特徴と価格などのコンテンツだけでなく、
【メインから少しだけズラしたコンテンツを書く】
1・顧客が家を建てる際、どんな家具を欲しがるか?
2・土地を選ぶ際、どんな条件を満たしていれば後悔しないか?
3・新居でペットを飼う際、どんな事に注意しなければならないか?
このようにターゲットの幅を定期的に拡げるコンテンツを拡げる事によって、コアな顧客の息抜きになり、ライト層にもあなたのメインコンテンツへの入り口となる訳です。
5・権威ばかりを相手にしていないか?
コンテンツマーケティングをスタートさせて間もなく気付く事ですが、この手法の効果を一気に爆発させるには、既にその業界において「影響力のある人物(インフルエンサー」」からのお墨付きを得る事です。
その為、インフルエンサーを意識したコンテンツを作成し続けたり、そういった人達との人脈形成を進めようと一生懸命になってしまうケースが多々ありますが、冷静になって考えてみて下さい。
「スタート直後のあなた」を、インフルエンサーが注目する理由はあるでしょうか?影響力のある人物が競合を認める場合、フォーカスポイントは2つあります。
1・実力が伴っているか?
2・市場に対し、一定の影響力が伴っているか?
こう考えた時に導き出される答えは、一般的な顧客に対して誠意を尽くしてファンを増やすのが一番の近道、という事です。
コンテンツマーケティングは栽培に似ています。種を植えてから芽が出るまでは一定の時間がかかるものです。その期間に、「早く花を咲かせたい!」と焦って栄養剤を手に入れようとしても徒労に終わる事が大半です。
6・「書けない理由」など、実はない。
文章に対して苦手意識のある人には、是非覚えておいて欲しい事です。
「周りを見渡しても文章の上手い人ばかり…私は文章が下手だからきっと注目してもらえない…こんな自分にコンテンツを作る事なんて出来ないんだ…」と思っているなら、それは大きな間違いです。
顧客はあなたの文章を評価しにサイトを訪れるのではなく、あなたのコンテンツに興味があってサイトを訪れるのです。つまり、例え文章が稚拙であっても、言及している内容が優れていれば、十分及第点に達したコンテンツになり得るのです。
当然の事ながらそこに文章力が伴っていれば、顧客は読みやすさを感じますからあなたのサイトは「居心地の良いサイト」になります。ただ文章力は書いて身に付けていくもので、一朝一夕で急激なスキルアップは見込めません。
要はコンテンツを作成しながら文章力を身に付けていくのが効率的な進め方という訳です。そしてコンテンツの量が一定数に達したら、過去の記事に修正を加えていけばいいのです。
コンサルティングをしていると、驚く程たくさんの「文章が書けないからコンテンツが作れない」というクライアントに出会います。しかし、これは極めて矛盾に近い意識だと考えて下さい。コンテンツを作りながら文章力を身に付けていく事が大切です。
まとめ
では、本日の記事をまとめます。
1・自分のプラットフォームでコンテンツを配信する
2・「買って下さい」はNG!「役立てて下さい」の気持ちが大切
3・「あなたが発信したい情報」でなく、「顧客が求めている情報」をコンテンツにする
4・「絞り込み」と「息抜き」のバランスを取る
5・権威ばかりを相手にしていないか?
6・「書けない理由」など、実はない。
この6つは、個人的にはやたらとSEOを意識しまくるよりもずっと大切な事だと思います。
是非参考にして頂けると幸いです。