Facebookで爆発的にシェアされている記事が満たしている11の特徴
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先日、衝撃的な情報が飛び込んできました。もしかするとあなたも既にご存知かも知れませんが、「Facebookは2017年までにユーザーの80%は失う」というものです。
「ちょっと!それは困るよ」という感じですが、10代前半の弱年齢層を中心にユーザー数が減少傾向にある事をFacebookのCFOも認めていますし、もしかするとそう遠くない未来に現実味を帯びてくるかも知れません。
しかし、「2017年にはめちゃくちゃFacebookの勢いがなくなるんだぜ」と今何もしないのは、少々時代を先取りし過ぎです。少なくともコンテンツマーケティングを実践していくのであれば、ソーシャルメディアでの共有による伝播の力は欠かせません。
そこで今日はFacebookでシェアされやすい記事のパターンをご紹介したいと思います。
目次
まずFacebookの「いいね!」と「シェア」の違いは?
既に色々なサイトで取り上げられている事なのでここでは完結にご説明するのですが、
・「いいね!」とは、自分以外のユーザーの投稿をプラスに評価する機能
・「シェア」とは、自分以外のユーザーの投稿を評価し、自分のコメント付きで再投稿する機能
なので一概には言えませんが、基本伝播力はシェアの方が上と考えてOKです。
これら2つの機能は、それぞれ自分と自分が評価した相手以外のユーザーにも情報が連鎖して広まっていくように設計されており、それをキッカケにして出会うはずのなかったユーザー同士が繋がりを持てる仕組みになっています。
あなたの記事は大丈夫か?シェアされる記事にはこれらが備わっています。
今からご覧頂くのは「いいね!」を大量獲得していたり、広くシェアされている記事を僕の視点から分析した結果ですが、何というか深く考えると「当たり前かもなぁ」という内容になっている印象です。
だからこそ「これって実は結構深刻な部分を突っついてしまったんじゃないかな」と思っています。なぜかって言うと「深く考えなければ当たり前の事が抜けてしまいがち」という事だからです。
その記事に持たせている役割にばっかり目が向いてしまうと、色々と見落としがちになってしまうのかも知れません。
では前置きが長くなりました。
1 「自分」という要素を出せている。
2 ポジティブである。
3 簡潔に書かれている。
4 5W1Hに沿って整理されている。
5 一文が短い
6 句読点がしっかり打たれている。
7 適度な改行が入っており読みやすく工夫されている。
8 写真付き
9 投稿時間帯に配慮がある。
10 投稿頻度が丁度いい。
11 プライベートな記事が適度に混ざっている。
以上が11の特徴です。では一つずつ説明していきますね。
1 「自分」という要素を出せている。
たくさんの人が言及している内容を、何の特徴もない文章で書いた所で、読み手にとっては敢えてあなたからその情報を知る必要がありません。かと言って、「誰も触れていない話題」の多くは需要がありません。
ではどうするか?となった時に行き着くのは「たくさんの人が言及している内容に特徴を持たせる」という答えになります。
人気のある記事は、私見を述べたり、同じ内容のものでも切り口を変えてある、などの工夫がされています。
2 ポジティブである。
基本的にネガティブな記事は読まれにくいです。わざわざ気分が悪くなる記事を読みたいと思わないですよね?なので、できるだけポジティブな記事を書くように心掛けましょう。
ネガティブに始まり、ポジティブで終わるというパターンはOKです。読後に嫌な気持ちにならない事が大切という事ですね。
3 簡潔に書かれている。
説明に文量が必要なものは長くなって当然ですが、そこまで複雑な内容でもないのにやたら長い記事はNGです。
「これって結局何だったの?」という感想が残る記事になってしまっていませんか?結構陥りやすいので要注意です。
4 5W1Hに沿って整理されている。
書こうとしている内容は何となく分かるのに、なぜかイメージが沸きにくい…そんな記事に遭遇する事があります。
あなたも「こう言いたいのに何故かまとまらない!」そんな風に悩んだ経験があるのなら、5W1Hを意識して書くことで、一気に具体性が増すので試してみて下さい。
いつ(When)
どこで(Where)
だれが(Who)
なにを(What)
なぜ(Why)
どのように(How)
以上の6つを5W1Hと言います。もし文章を書くのが苦手なら参考にしてみてくださいね。
5 一文が短い。
3の「簡潔に書く」が内容なら、こちらは「一文単位」です。つまり「。から。まで」を出来る限り短くする事で、スッキリした文章になります。
書き始めと結びで言わんとしている内容がズレて空中分解みたいになってしまいがちな人は、一文を短くして下さい。
6 句読点がしっかり打たれている。
句点(。)、読点(、)のない文章は読んでいてかなりしんどいです。句点に関しては改行を入れる事でクリアになる事も多々ありますが、読点に関しては区切らなければ意味が全く違ってくる場合があり、そういう場合は必ず区切らなくてはなりません。
ただ、たまに読点で区切り過ぎて「あれ、声が、遅れて、聞こえるよ」みたいな腹話術状態になっている文章もあるので、その辺りはほどほどに。
7 適度な改行が入っており読みやすく工夫されている。
どこかの学会が発表した論文のような記事も稀に見ますが、これも読む前に脳が疲れてしまいそうです。
そういう記事の多くが、インデントを入れているのが逆に悲しくなるのですが、それであれば改行をした方が随分読みやすく親切です。
8 写真付き。
文字ばかりのFacebookページは、とっつきにくい印象を与えます。ですので、写真付きの記事を混ぜるようにしましょう。それだけで親しみやすさが増します。
9 投稿時間帯に配慮がある。
午前3時に記事を投稿して「いいね!」もへったくれもありません…。また、読み手の属性によって、Facebookをチェックする時間帯が変わります。
ですので、あなたがターゲットにしている属性の人の生活スタイルをリサーチし、投稿する時間を考えるようにしましょう。
10 投稿頻度が丁度良い。
これは普段投稿する記事のボリュームによって投稿頻度も調整すべきかと思います。例えば「8時、12時、15時、18時、21時」に、凄まじいボリュームの記事が投稿されたら全部読めますか?(そんな事が実際出来たら凄いし一見の価値がありそうな気もしますが…笑)
11 プライベートな記事が適度に混ざっている。
マーケティングツールの一つとしてFacebookを使っているのだから、ビジネスライクで当然だろう、という意見もありそうですが、だからこそプライベートな記事が大きな効果を発揮します。
周りが固い事ばかり言っている中で、緊張を解きほぐすような記事を配信すると、一気に好感度を高めてくれるケースもありますので是非お試し下さい。
Facebookを効果的にビジネスに取り入れている人ほど、上手にプライベートな記事を要所要所で挟んでいる印象があります。
まとめ
いかがでしたか?
Facebookの仕組みなどについてはおいおい触れていきたいと思っていますが、今回お伝えしたかったのは、結局ソーシャルメディアも重要なのは「文章である」という事です。
文章を書くという事は、インターネットで情報発信をしていく上で避けて通れません。(動画や音声にしてもシナリオは必須ですしね)
また、冒頭でも述べましたが「Facebookユーザーが減少している」とは言っても、ソーシャルメディアはコンテンツマーケティングに重要なファクターの一つです。
僕個人の見解としては、Facebookが仮に力を失ってもソーシャルメディアそのものが潰れる事にはなり得ないと考えています。その際、Facebookから別のサービスにいち早く移行して流れを掴めるのは、やはりFacebookユーザーだと思うのです。
その為にも、今のうちからFacebookを利用し、「共感を集め、共有される記事の作り方」を研究しておくのは決して時間や労力の無駄ではありません。
是非参考にして下さいね。